投資関連の本を読んでいると、あちこちでおすすめされる「欲望と幻想の市場」。
子どもの頃からすさまじいトレード力を発揮。
失敗しながらも並外れたトレード成績を残したリバモアという人には否が応でも興味が湧くってもんです。
ということで、数年前にも読んだこちらの本。
リバモア本人が記した本ということですので、必ずものにしなければなりません。
前回読んだときは、読んだだけで実行に移しませんでしたが、今回は違いますよ。
投機に関心のある人は、投機をビジネスととらえ、ビジネスとして扱うべきであって、ギャンブルと考えてはならない。投機は本来ビジネスであるという私の考えが正しいとすれば、投機というビジネスに従事する人々は入手できる有益なデータを駆使して、自分の能力のかぎりまで学び、理解しようと固く決意すべきである。
冒頭にあるこれ、重要ですよね。
ミネルヴィニの著書にもありました。
投機はビジネスだから、勉強は必須。
なんとなく分かった気になってやりがちですが、これを肝に銘じ、いつも勉強を怠らないようにしたいと思います!
正確な記録をつけ、時間的要因を考慮に入れることによって、重要な値動きをかなりの精度で予測することが可能だと私は考えている。だがこれを実践するには忍耐が必要である。
一度読んだ本ですから、この方法を実行できていれば、値動きを予測できる人間になれていたはずなのに・・・忍耐がなかったのですね私。
そもそもやるべきトレードは年にたったの数回、おそらく四、五回しかないということである。
うわあ、少ないんだなあ。
2−3ヶ月に一回くらいトレードすれば十分ということか。
ついついポジションを取りたくなるんですよね。
すべての投機家が陥る致命的な過ちがある。ごく短期間で富を増やしたいという衝動に駆られることだ。
はい、陥っております。
1年くらいで1億円稼ぎたいと思っております。
これは、ダメですね。
「内部情報に用心しろ!すべての内部情報に」
常に持ち歩くノートにこれを書くことが大事らしい。
場帳の記載ルールが難解すぎる・・・
そして気が遠くなるほどの記録。
たった2銘柄のノート例なのに、読む気が起きない。
でもやるしかない。
リバモアみたいにトレードでいい成績を出すんだ!
とりあえず、ノート買おう。